2019 年 1 月 3 日現在、UMIDIGI A1 Pro を購入して 1 か月経過したので、軽くレビューをさせていただければと思います。
スペック
項目 | スペック |
---|---|
価格 | ¥10,953 |
OS | Android 8.1 |
メモリ | 3GB |
回線 | au 非対応 / docomo, SoftBank 対応 |
認証 | 指紋、顔認証 |
端子 | イヤホンジャック搭載 |
ナイス 👍
- 1 万円で買える
- デザイン、縦長ディスプレイ
- シンプル OS
- 顔、指紋認証
バッド 👎
- 快適に動作しない
- スペックの限界を常に感じる
- GPU の話
1 万円で買える
やはり一番惹かれる部分は上記のスペックを 1 万に載せたコストパフォーマンスではないでしょうか。 この値段設定で製品を制作販売をやりきる企業のパワーを感じます。
自分は AliExpress にて購入時点での値段は ¥10,953 でした。 現時点ではまた少し下がっているようです。
しかし、配達に 2 週間はかかるので注意が必要です。
Amazon にも存在はしていました。 配達時間を考えるならありでしょう。
デザイン
3 色展開で背面がかなりかっこいい。
やはりスリムな印象を持たせる 18:9 のディスプレイもすばらしい。
よく見ると Huawei Mate 20 lite の外観をしっかりコピーしていることに気がつきました。
デザインもコストカットという事ですかね笑
ここまできたらかっこいいと思います。
シンプル OS
Android 8.1 搭載で、マルチタスクも可能。
純 Google 製のアプリがほとんどで、無駄なアプリが一切入っておらず、企業のエゴを感じないです。
すばらしい。
キャリア端末だと屑みたいなアプリが大量にプリインストールされていて、順番に無効化する作業とか本当に最悪ですよね。
認証
指紋認証、顔認証対応。
意外と認証してストレスはあまりないが、認証しすぎて顔認証とか正直セキュリティ面に不安は残る。
がやはりこの値段にこの二つの機能を載せてくる熱意が楽しい。
スペック
デザインとコストパフォーマンスの面では文句なしだが、やはりシンプルにスペックがたりていない印象が大きい。
3D ゲームはもちろん論外で、SNS や動画閲覧のみの場合でも快適に動作しているとは言えない。
起動速度、キーボード表示、アプリの切り替え、ホームに戻る速度、あらゆる動作時にスペックの限界を感じる。
が、GPU を ON にすればサブ機としては問題ないレベルではある。
人と LINE しながら、横で Prime Video 流すだけ、などの使い方だったら十分使えると言えるでしょう。
GPU の話
上記で説明した通りやはりエントリーモデルとあって、SNS を観覧するだけでも動作に限界を感じる点もあったが、 開発オプションで GPU レンダリングを ON にすると劇的にグラフィック描画がよくなった。
正直この機能 OFF のままだとこの端末は使えない。
端末情報
> ビルド番号
を連打
開発者向けオプション
をタップ
GPUレンダリングを使用
HWオーバーレイを無効
を ON にします。
すべての端末で効果はあるかはわからないが、エントリーモデルの機種なら試す価値はあると思います。
別の端末、Xperia Z5 で ON にしてみたが、逆に動作が重くなった結果になったりしました。
まとめ
いろいろ文句をいったが、UMIDIGI A1 Pro を中国から輸入して、無名だがコスパの良い端末を触るのは個人的に官能的な体験でした笑
コストパフォーマンスといい、対応バンドの数といい、やはり中国の企業の本気度がうかがえる端末だと思います。
この勢いでアメリカ、ロシアを支配し、中華帝国を築いてほしいものです。