2019 年 7 月に発売された Xiaomi Mi A3 を入手したので、早速レビューしたいと思います。
スペックシート
項目 | スペック |
---|---|
SoC | Snapdragon 665 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB / 128GB |
バッテリー | 4030mAh |
リアカメラ | 48MP / 8MP/ 2MP |
フロントカメラ | 32MP |
ロック認証 | 画面内指紋認証 / 顔認証 |
ディスプレイ | 6.088" AMOLED (1560 x 720) |
重量 | 173.8g |
ネットワーク | デュアル SIM |
充電ポート | USB Type-C |
microSD | 対応 |
イヤホンジャック | あり |
開封の儀
外箱はこんな感じでした。
内容物は以下の通り。
- 本体
- アダプター / ケーブル
- ユーザーガイド / 保証書
- TPU ケース
- SIM ピン
標準的な内容ですが、TPU ケースが付属するのはやはりありがたいですね。
外観
今回入手したのは、More than White という色です。他に Not just Blue、Kind of Grey があります。
最近はこういう色の名前が流行りなんでしょうか
背面はパールホワイトな色合いで非常に美しいです。それだけに、認証類は側面に書けなかったんだろうかと残念に感じてしまいました。
側面はシルバーの鏡面加工になっています。右側面には音量ボタンと電源ボタン、左側面には SIM トレイがあります。
なお、カメラが 1mm ほど飛び出しているので、ケースなしで机に置くとガタガタします。
上面には、マイク、イヤホンジャック、赤外線出力ポートがあります。
イヤホンジャックを残してくれているのは嬉しいところです。一方で赤外線ポートに関しては、今のところ用途を見いだせていません。
底面にはスピーカーと Type-C ポートがあります。
両側にあるように見えるスピーカーですが、実際に音が鳴るのは前面から見て右側だけという仕様でした。
ディスプレイ
フラットな画面で上部にノッチがあり、フロントカメラが埋め込まれています。
上部および左右のベゼルが薄く、下部ベゼルがやや厚めになっています。
画素密度は 286ppi とかなり粗いですが、割り切って使う分には問題ないと思いました。
指紋認証
画面内指紋認証の速度はこんな感じです。
通常の指紋認証よりはやや遅い印象を受けますが、精度は高いため満足度は高いです。
フロントカメラによる顔認証も搭載されていますが、こちらはセキュリティ的にそれほど安全ではないでしょう。
ソフトウェア
Mi A3 は Android One ブランドの端末なので、MIUI ではなくピュアな Android が搭載されています。
プリインストールアプリも必要最低限です。
Android One はカスタム ROM 開発も活発なので、機能的に足りないと感じる場合はカスタム ROM の導入を検討すると良いでしょう。
動作
Snapdragon 665 はミドルレンジ向け SoC ですが、動作は非常に軽快で、通常の使用でスペック不足を感じることはまずありません。
重いゲームをプレイしたりはできないと思いますが、サブ機としては十二分の性能を有しているといえるでしょう。
総評
まとめると以下の通りです。
- 👍 良い
- 背面が美しい
- 動作がなめらか
- カメラが綺麗
- 👎 良くない
- 画面解像度が低い
- 指紋認証が遅い
- バイブレーションが安っぽい
良くない点についてもあくまで価格相応といったところなので、全体としては非常にコスパの高い製品であるといえます。
手ごろな値段のサブ機が欲しいという方は、是非購入してみてください。