Android 端末でウェブページやアプリの広告をブロックする方法は、Adaway などのアプリを利用して端末の hosts ファイルを書き換えるというのが主流です。
しかしながら、この方法は root 権限を必要とするため、非 root な環境では使用できません。
ただ、あまり知られていませんが、DNS66 というアプリを使えば、VPN 接続を利用することにより、root 不要で広告をブロックする ことが可能です。
今回は、その広告ブロックアプリ DNS66 の導入方法と使い方を紹介します。
なお、同等の機能を持つ DNS66 というアプリが存在します。あわせてご覧ください。
参照 : 非 root で広告をブロックする : Blokada
必要なもの
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Android 端末
5.0 Lollipop 以降のバージョンが対象です。
DNS66 の導入
GitHub のリリースページ から、Downloads > org.jak_linux.dns66_○○.apk で apk ファイルをダウンロードしてください。
ダウンロードが完了したら、apk ファイルを開いてインストールしてください。
野良アプリですので、インストール時に提供元不明のアプリを許可する必要があります。
DNS66 の使い方
インストールした DNS66 を開き、上部のタブで ホスト を選択してください。
この画面では、ブロックする広告を定義する hosts ファイルを設定することが出来ます。
デフォルトでは海外向けのものしか設定されていないので、こちらのサイト で公開されている日本向けのものを追加しましょう。
右下の 水色のaddボタン をタップして、以下のように入力してください。
タイトル | ロケーション | 操作 |
---|---|---|
hosts2ch | https://sites.google.com/site/hosts2ch/ja | 拒否 |
入力を終えたら、右上の add をタップして追加してください。
リストに追加されたら、トップ画面右上の 更新ボタンrefresh をタップして、変更を反映させましょう。
最後に、上部のタブで 開始 を選択し、画面下の 開始ボタン をタップすれば、広告のない快適なネットワークに繋がります。
なお、初めての接続の際は、VPN 接続に関する警告が表示されるので、それを許可してください。
また、広告ブロックを停止する場合は、開始タブ > 停止ボタン で即座に停止できます。