今回は Magisk のモジュールである EDXposed を利用して、Android 10 に Xposed を導入する方法を紹介します。
EDXposed を使用します。この方法は Android 8.X (Oreo)、Android 9 (Pie) でも利用可能です。
今回使用した端末は、以下の状態の Xiaomi Mi 9 です。
- MIUI 11.0.2 (Android 10)
- Magisk v20.1
ちなみにどちらかというと、この記事で書きたかったのは Android 10 に Xposed を導入する方法というより、手順 4 のエラーの対処法です。
必要なもの
- Magisk を導入済み
各種ファイルをダウンロードする
EDXposed Magisk Module については、現在 YAHFA と SandHook がありますが、インストールするのはどちらか片方で大丈夫です。両方試してみて、動作が安定している方を利用してください。
Magisk から上記のファイルをインストールする
手順 1 でダウンロードした Riru-Core と EDXposed Magisk Module を Magisk Manager の、
メニュー > モジュール > +ボタン
から Flash し、再起動します。EDXP Manager APK は普通にアプリとしてインストールしてください。
以上で Xposed の導入は完了です。EDXposed Manager から導入したいモジュールをインストールしてください。
Cannot load any modules because … の対処法
環境によっては EDXposed Manager では下のように表示されていても、Xposed が正常に動作していない場合があります。
私の環境では、なにか適当なモジュールを導入しても、Xposed を認識してくず、動作していませんでした。そこで、EDXposed Manager のメニューから Module Logs を確認したところ
Cannot load any modules because /data/user_de/0/org.meowcat.edxposed.manager/conf/modules.list was not found
となっていました。このエラーが出ている場合の対処法は以下です。
Magiskのアップデートチャンネルを変更する
Magisk Manager の、
メニュー > 設定 > 更新チャンネル
をカスタムにして、以下の URL を入力してください。
http://edxp.meowcat.org/repo/version.json
Magisk を再インストールする
Magisk Manager のホーム画面で画面を下に引き下げ、更新すると、Magisk のアップデートが降ってくると思います。そこから、いつもどおり Magisk をアップデートしてください。
アップデートし、再起動したら完了です。EDXposed Manager の Module Logs を確認してみてエラーが出ていなければ成功です。